医療に対する考え方

-誰もが適切な医療を受けられる持続可能な仕組みづくり

新型コロナワクチンの後遺症に寄り添うサポート体制の構築

ワクチン後遺症と疑われる症状に苦しんでいる方々は、原因不明の頭痛や倦怠感などに見舞われ、治療の術もないまま不安を抱えておられます。
ワクチン接種を「国策」として推進してきたことを踏まえて、総理に伺いますが、接種により多くの方が重症化を回避できた一方、その「犠牲」となられた後遺症に苦しむ方に対して、発生メカニズムや治療方法の研究開発などを政府が「国策」として対応する責任があると考えます。
その上で、短期・長期の副反応に関して、国としてデータを早急かつ積極的に収集・分析・公開すべきであり、後遺症などの健康被害とワクチン接種との因果関係の究明を国が責任をもって実施すべきと考えますので、ワクチン後遺症を含む副反応や健康被害の救済の実効性確保を目指します。

医師不足の解消、医療従事者の労働環境の改善

誰もが必要な医療を受けられるようにするため、今後も医療の技術や医学管理を評価する観点から、持続可能な医療制度改革に取り組みます。救急・産科・小児科・外科・精神科などの医師不足、看護師不足対策に取り組み、医療従事者の過酷な労働環境を改善します。

救急医療体制の拡充

救急医療体制を確立するために365日対応できる拠点病院を拡充し、専門医療従事者と24時間(電話・インターネット)相談できる医療システムの整備を目指し、救急医療の迅速化と全体最適化の推進をします。また救急車にオンラインシステムを配備し、医療機関と救急隊が瞬時に情報共有できる環境を整備する事で救急医療の可視化を図り、救急患者のたらい回しを解消します。

日本発の新薬を世界に展開するための環境整備

日本発の画期的な新薬を世界に向けて発信できる環境を整えます。創薬への支援や創薬の環境整備を進め、日本発の医療技術を海外に輸出できるように産業育成を図ります。

リーズナブルで質の高い医療を受けられる「医療の民主化」を推進

日本の医療はこのままではたちゆかなくなります。医療費高騰に対応した持続可能な医療制度改革を目指します。また日本でもまず個人にプライマリ・ケア医をかかりつけ医として登録する制度改革を進めます。適切な質の競争と全体的な質の向上に繋げる医療制度改革を提唱し、リーズナブルで質の良い医療を人々がいつでも受けられるシステム作りを行います。また、予防医療が重要であり、予防を充実させるためにもワクチン接種及び健診、検診等を受診しやすい社会を目指します。

医療体制のデジタル化

医療のデジタル化を推奨し、医療ビッグデータのオープン化による医療体制の発展や医療費の削減を目指します。また、健康診断結果・レセプト(診療報酬明細書)などのビックデータ解析による、科学的な未病対策を推進します。

オンライン診療・オンライン医薬品処方に対応する診療の多様化

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことを目的に、インターネットや電話を活用した初診患者の診療開始や処方薬の受取が始まりました。オンライン診療の価値は、医学的に安全性が保たれている範囲で診療方法を多様化することにあり、対面との適切な組み合わせが重要です。現在実施できる医療機関に格差がありますので、適切なサポートを行うことで利便性の高い医療の提供体制を推進します。

統合医療の発展を目指した専門医療従事者の養成

漢方、健康補助食品やハーブ療法、食事療法、あんま・マッサージ・指圧、鍼灸、柔道整復、音楽療法といった相補・代替医療について、予防の観点から、統合医療として科学的根拠を確立し、専門的な医療従事者の養成を図ります。

~誰もが適切な医療を受けられるシステムを設計します~

誰もが必要な医療を受けられるようにするため、医療の民主化を実現し、リーズナブルで質の良い医療をいつでもどこでも受けられるシステム作りを行います。国民皆保険を堅持し、安定した医療保険制度をつくります。医療保険制度全体の安定的な運営のため、保険者間の負担の公平化、国民健康保険の都道府県単位化など医療保険の一元的運用を進めます。
また既存の拠点病院を充実させ、複数の地域医療間ネットワークを強固にし、医療制度改革の運営基盤を整えます。その上で、NICU・療養型病床の人口密集地での増床、また妊産婦・小児救急のたらい回しゼロを目指し、皆様が安心して医療を受けるための医療制度改革を実現します。