お仕事を支えるしくみの考え方

ふつうの人から豊かになる経済再生

  • 頑張ったら頑張った分だけ、お給料が上昇し、「頑張れば未来はもっとよくできる」と国民一人ひとりが実感できる経済成長戦略の推進と隅々まで行き渡る景気対策を実行します。
  • 手当て付き職業訓練を推進し、求職者が労働環境に適応するためのしくみづくりを行います。また、非正規雇用の待遇改善を進め、正規雇用の増大を図ることで、賃金や可処分所得を増やし、「若者が将来に希望を抱ける社会」をつくります。
  • 働くことを希望する高齢者が、豊かな経験と能力を発揮できる環境を整備するなど、すべての人に居場所と出番がある社会をつくります。
  • 全ての労働者が1人ひとりの意識やニーズに応じて、やりがいのある仕事と充実した生活を調和させることのできる「ワークライフバランス」の実現を目指す。
  • 経済成長に必要不可欠の女性の社会進出を支援します。具体的には、結婚・出産前後の女性が働きやすい環境を整備することでM字カーブを改善するとともに、結婚などに対する様々な選択肢を受容する制度を整え、多様な人々が活躍できる社会を構築します。
  • 若年者の雇用促進を図るためにミスマッチの解消や就業支援の拡充などを行い、働きやすい環境を整備します。
  • 額に汗して働く人の生活をより良くするため、2030年までに最低賃金を時給1500円に引き上げます。同時に、派遣法改悪を見直し、「同一価値労働同一賃金」を確立して、家計を温め、消費を刺激して成長につなげます。
  • 非正規、正規関係なく、働く全て人々が社会保険に加入できるよう制度の確立を目指します。また、所得の低い労働者の、社会保険料を軽減します。
  • 「“生涯派遣”法案」「“残業代ゼロ”法案」「解雇の金銭解決制度」など、働く者の権利を著しく損なう法案に対しては、断固として立ち向かいます。
  • 障がい者雇用の促進については「福祉から雇用」に向けて、就労移行支援や中小企業雇用の拡大を図り、働き続けられる環境整備を行うことで、就労後の定着支援を行います。

~”働く者”の代弁者として~

ふつうの人から豊かになる経済政策を実行します。格差が拡大して、富とチャンスが偏り、人びとの能力の発揮や個人消費が阻まれています。必要なのは、「分配と成長の両立」です。公正な再分配を実現し、日本の潜在能力を引き出すための、「人への投資」「働き方革命」「成長戦略」を実行します。
また、正規、非正規を問わないすべての働く者、そして労働者の家族などが、病気、失業、子育て、老後など、人生のすべての段階におけるあらゆるリスクに対応できる制度の確立を目指し、積極的に生きていこうとする人びとへの雇用・支援の機会が平等に提供される、働くことを軸とする安心社会の実現を進めます。